第294回「新都心観桜サイクリング」

イベント参加のガイドラインや、変更された自転車走行ルールの徹底のため、3月20日にzoomでの事前説明会を開催し、コースの概要説明や使用予定のドコモシェアバイクのレンタル方法を説明。事前にレンタルで使用する1日券をコンビニ等で購入し、その券に記載されているIDとパスワードを使って登録を済ませておくことをお願いした。

当日の走行ルート

集合は、使用するドコモシェアサイクルのレンタル可能台数が多いところ、というリサーチ情報から、もんじゃ焼で有名な月島駅近くの月島特別出張所に決定。

台数は十分あったが、いざレンタル手続きとなるとあれだけ予習していてもやはりドコモはややこしい。若干名の手こずりはあったが、10時半頃にはなんとか全員の自転車が揃い、リーダーの注意、準備体操、そして2班に分かれて無事スタート!


 

最初の目的地は晴海海浜公園。

ここはサイクリングで何度も来てお馴染みの場所だが、今までは2020オリンピック選手村建設途中の道をすり抜けてだったのが、今日は建物は全て見事に完成、道路もきれいに整備されてずらっと見渡す限りの宿泊施設が壮観だった。

突き当たりの海際には、広々とした芝生の公園。遊具も配置され、バーベキューガーデンもある。しかし、好天の土曜日だというのに人影はまばら。そして周りの住宅群にも人の住んでいる気配はない。

そう、この旧選手村一帯はHARUMI FLAG という名称での大規模まちづくりが行われ、高層、低層の分譲・賃貸住宅、商業施設などができて、完成後はこのエリアに12,000名が暮らすとのこと。今見ているのはそれのほんの一部らしい。来年4月には区立の小中学校も開校するとのこと。もうすぐこの公園の賑わいも様変わりすることだろう。

 

有明橋を渡って、次は豊洲地区へ

晴海から豊洲へ渡る有明橋は、ゆったりとした歩道・自転車道がついていて景色も良く気持ちがいい。途中の休憩所(View Point?)から海越えにみえる豊洲エリアは、新しい商業ビルや高層マンションが立ち並び、白く光ってまるでどこか外国のよう。超有名なあの彼もこの高層マンションの住人とか。

豊洲という地名からは、つい築地市場移転時の土壌汚染問題を連想してしまうが、再開発に伴って環境改善や緑地化がちゃんと進められたということか?

 



 

豊洲ぐるり公園

豊洲市場のあるエリアの周辺を海沿いにぐるりと巡る、その名もぐるり公園は、潮風たなびく広いサイクリング道路で、風が強い時は泣きたくなるけれど今日は本当に穏やか、カモメの声を聞きながらゆったり走れて快適だった

 

 

 

 

 

 

次は有明エリアを抜けてお台場海浜公園へ

ここはお台場の入り江をぐるりと囲む砂浜に沿った賑やかな広い公園で、たくさんの家族や若者たちが遊んでいた。周りには桜の木もたくさんあり、もう盛りは過ぎているけれどまだお花見も十分楽しめた。

わーい、お昼だお昼だ〜!

でもその前に明るい海をバックに1枚。

 

 

どこでお弁当を広げようか〜。

ぐるりと見渡すと、はらはら散る桜の木陰に気持ち良さそうな緑の絨毯が。

広さも十分。シートを広げて、待望のお弁当。いい空気を吸ってたくさん走った後なので、おいしかった~。

 

 お腹も満足、疲れも取れて元気も十分。

立ち上がって、3人のビジターさんのご紹介と一言。

お三方とも初めての参加とは思えないくらい自然に、周りのメンバーと溶け合って楽しんでくださっている様子に、私たちも嬉しくなりました。

 

じゃあ出発前にもう1枚。


 

 

 「ちょっと遅れていますので急ぎます!」のリーダーの声で公園を後に走り出した途端、

「ちょっと待った!」

 

坂上の道路から降りてきた大きなバス。車高がものすごく高く、ボディに大きく「水陸両用KABA BUS」と書かれている。「え?このバス、これから海に入るの!?」

 

もちろん、みんなすぐ自転車を置いてカメラを構えました。

 

 

下の写真は、バスが進水した瞬間の水しぶき、その下の青い四角形の左端をクリックすると動画が見られます。

 

 

 

 

次は東京国際クルーズターミナル。

 

東京の新たな海の玄関口として、2020年に世界最大級のクルーズ客船の受け入れが可能になった施設、ということだが、めったにそういう大きい船は来ないのか、大きくゆったりした館内のどこにも人っ子一人居らず、とりあえず上の展望デッキまで登っただけでそそくさと外に出ました。デッキからの展望は湾内の遠くまでよく見えました。館内のどこかに素敵な展示ルームがあったらしいのですが、それも素通りでした。残念。

クルーズターミナルへの道も広々としているが人がいない。

これ幸いとゆったり走ってポートレート撮影、のはずが全員がそろわず、光線も弱くてうまくいきませんでした。

 

 

ガンダム立像

時間も押してきたので、海に浮かぶ宗谷を横目に見て日本科学未来館の前を通り実物大のガンダム立像に会いに東京テレポート駅前のダイバーシティ東京プラザへ。高さ18mのガンダムはガオー!ともウォー!とも言わなかったけれど、、あ、ちょっぴり動きました!

まわりは桜とチューリップなどの花が綺麗。

ここからずっと続くのが、シンボルプロムナード公園です。

桜も満開、いろんな花が綺麗でした。


水の広場公園

もう残り時間が少なくなってきたけれど、ここの林でちょっと一休み。

桜の木陰になにやら人だかり。どうやら撮影会があったようで、2、3人の若いモデルのまわりをカメラを持った男の人たちがわ~っととり囲んでいます。我らが男性陣も、休憩しながらそっちの方をチラッチラッ。一人Tさんがつかつかとその輪へ近づき、ぐるりと見まわして帰ってきて一言、「みんなすごい道具を持ってる。30万くらいするレンズ持ってるのがいた。」 あれ、Tさんモデルさんを見に行ったんじゃなかったの?

 

 

そなエリア

 

陽が落ちた国際展示場前広場を走り抜け、最後のスポット「そなエリア」へ。ここは東京都の防災拠点で、通常は防災体験学習施設だが、首都直下地震発生時には緊急対策本部になるとのこと。震度6などの体験施設もあるらしいが、今回は「巨大災害後72時間(この間はどこからの援助も期待できない)をどう生き抜くか、をタブレット片手に20分で体験する」というツアーに参加。ちょっと子供騙しで、期待はずれでした。そなエリア=そなえるエリアだそうです。

 

 最後のスポット 有明ガーデン

 

これで本日の周遊スポット巡りは完了。自転車返却予定地の有明ガーデンH1ー137ポートへ向かい、返却手続きを済ませる。お疲れ様~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クールダウン体操を済ませたのち、今日の感想、反省を一言。

「天気が良くて楽しかった」「空いててよかった」「桜が盛りを過ぎていたのがちょっと残念」「前の人、前の班との間隔を詰めすぎず、空けすぎず、気配りしながら走ろう」「走りながらのハンドサインは難しいし時には危険なので、無理をせず」「自転車バックミラーの使用はこのドコモシェアサイクルでは難しいかも」などの意見が出た。

反省会後は、電車組、バス組、お茶組(おチャケ組?) などてんでんに別れて、帰路へ。

 

今日1日、好天に恵まれ事故なくサイクリングができました。参加された皆さまのご協力に感謝いたします。

 

なお、今回のサイクリングで初参加のビジター枝野さんが、メンバーになってくださいました!

 

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コメント: 1
  • #1

    枝野ツヤ (木曜日, 13 4月 2023)

    初めましての参加でした。にも関わらず写真を見るとなんとまあふてぶてしい新人さんでしょうか?  初めての参加にも関わらず会員の皆様に良くしていただき本当にありがとうございました。これからもよろしくおねがいいたします。次回からはもう少し気の利いたコメントをさせていただきます。