自主イベント『春を待つ午後のひと時をご一緒に!  ~アフターヌーンティーに堀江さんの「米寿」のお祝いを添えて~』

 

 開催日時 2月11日(木・祝) 14301720

 参加者数 19名 (クラブ員16名、ビジター3)

 

昨年11月初旬に急性肺炎で緊急入院された堀江さん、モットーの一つである「一にも、二にも、三にも健康」に沿い日頃ジム通いやノルディックウォーキングなどを実践して来られた成果がここで発揮され、病院の先生方も驚かれる急回復を果たされて年末には退院されお正月をご自宅で迎えられました。

そして現在、寝たきりの入院中に衰えた体力・筋力の回復に向けリハビリに励んでおられます。

 

この日はその堀江さんにご参加いただき、退院のお祝いと延期となっていた米寿のお祝いを兼ねて懇親会を開催しました。

 その日の模様を以下にご報告いたします。

 なお本日は、お名前についてイニシャルではなく実名で記載させていただくことをご了承願います。

 

 

★懇親会 趣向1

開会に当たり、堀江さんの退院と米寿を祝しみなさんご用意の飲み物で「おめでとうございます!」を唱和して乾杯、イベントをスタートしました。

 

飲み物やおやつなどをお口にしていただきながら、『一つ目の趣向』として、堀江さんから事前に聞かせていただいた経歴について“堀江さんの88年の歩み”にまとめさせていただき、ご誕生からの生い立ちやお勤め時代の活躍振り、第二の人生でのご多忙振りを披露させていただきました。

 

これまでほとんどお聞きしたことがない内容でみなさん興味深く聞かれる中で、戦争体験や海外勤務時代のことなどについて質問が出されました。

 

≪“堀江さんの88年の歩み”の内容≫

 

★懇親会 趣向2

みなさんご存知でしたでしょうか。堀江さんはご自身でブログを開設されていて、所属されているサークル等の紹介やそこでのご活躍振りなどを小まめに掲載されています。勿論私たちのサイクリングクラブも掲載していただいています。

 

と言うことでこの日の『二つ目の趣向』は、堀江さんのブログを通じてバイタリティー溢れる第二の人生の過ごし方について堀江さんご自身にご紹介いただきました。

 

読書、スマホ・パソコン関連、クラシック音楽やジャズ、健康面、そして自ら立ち上げられたサークルやNPO等々、私はこれまで堀江さんは文系的な方と思っていましたが、なんのなんの文系は固より体育会系的な分野まで幅広いご趣味をお持ちで、しかも一日に複数のサークルを掛け持ちで参加されるのは日常茶飯事、とにかく凄いんです。

 

この日いくつかのサークルについてご披露いただきましたが、堀江さんのブログを是非ご覧になって、興味を持たれる活動がお有りの方は堀江さんに連絡をされてご一緒されては如何でしょうか。

堀江さんのブログは「ホーム blog-of-blogsページ」で検索いただくとご覧いただけます。

 

蛇足ながら、私がこのブログを作成するのに時間を要している間に、堀江さんのブログには早々とこの懇親会の模様が掲載されており驚きました。

 

blog-of-blogsの抜粋≫

 

ところで冒頭に記載の通り堀江さんは第二の人生を開始された時から通して健康面への取り組みを続けて来られたそうです。

この『二つ目の趣向』の中で、ブログの紹介と併せてご自身の緊急入院の状況などをお聞かせくださり、日常生活における注意点や体力作りの重要性などの大変貴重なお話をしていただきました。

その中で基礎体力の強化については、「これからでも遅くない」とのアドバイスに従って是非早速取り組んで健康に過ごしていきたく思います。

 

このような楽しくて中身の濃い『二つ目の趣向』の中でのエピソードを二件!

【episode1】堀江さんがサークル活動に参加される際にいつもザックの中に携帯されているものは何でしょう?正解は「非常食」です!一日の内にいくつものサークルに掛け持ちで参加されているため昼食を食べる時間がなく、お持ちの非常食を食べながら移動されるそうです。

一同唖然

 episode2】昨年の寺崎さんの米寿のお祝い会で披露をいただいた文化勲章のメダルのことを思い出された堀江さん、現役時代の単身で海外勤務中の休日にしばしば参加された“fun run(アマチュアマラソン大会)で獲得されたメダルを披露いただきました。下の写真がそのシーンですがたくさんのメダルなどを獲得されていることが分かります。

そして堀江さんのコメント:「寺さんのメダルとは値打ちが全然違うが、数でははるかに私が勝っている!」

参加者一同大喝采でした!! 

 

★三つ目の趣向?

ここからは参加のみなさんから堀江さんへの退院・米寿の祝辞をいただき、併せて最近の巣籠もり状況や、歌や楽器などのご披露をいただきながら親睦を図りました。

以下、当日の発言順にみなさんがご披露くださった近況や出し物の披露などを中心に報告させていただきます。 

 

寺崎さん

堀江さんと同い年で、無事退院されこの日米寿のお祝いが出来たことを大変喜ばれ、堀江さんのお話の日頃の「貯金」ならぬ「貯筋」の重要性を痛感したと仰り、お互いに次の節目の歳に向けてSLOW LIFEを心掛け健康第一で人生を楽しんで行こう、とご挨拶いただきました。 

改めて堀江さんから「抗生剤による治療に耐えられる体力、則ち「貯筋」があったから助かった」と基礎体力の重要性について改めてコメントがありました。

 

清水さん

「戦争も コロナも知って 米寿かな」このようなお祝いの川柳をご披露くださり、長い人生の中で襲ってきた緊急入院と言う大きな波を今回無事乗り越えられてよかったと祝辞を述べられました。そしてコロナ禍の波をクラブ全員で乗り越えよう、と呼び掛けていただきました。

 

 上村さん

「堀江さんの第二の人生の過ごされ方に感銘を受けた」と挨拶されました。

そして日ごろ喉が引っ掛かり気味と仰り、肺炎予防、取り分け誤嚥予防について堀江さんに質問されました。

 

予め準備いただいていた資料が見つからず、堀江さんから口頭で次のアドバイスをいただきました。

・ゆっくり食べて、ゆっくり飲む(ペットボトルなどの口飲みはしない)

・首筋の筋肉を鍛えておく。

・基礎体力を養っておく。

・「前触れ」に敏感に注意(堀江さんの場合は心拍数の急増や血尿が予兆だったそうです)

 

SGN田辺さん

寺崎さんのお祝い会に続きビジター参加くださり、SGN事務局からのお祝いメッセージをご披露いただくと共に、堀江さんが参加されておられるクラシック音楽同好会や古事記、日本書紀のセミナーの方々からの伝言などをご紹介くださいました。

そして田辺さんご自身が堀江さんからパソコンやZOOMの操作方法などの指導を受けられた思い出などをお聞かせいただきました。

(次回はサイクリングイベントへのご参加をお待ちしています)

 

大塚さん

非常食を持ち歩きながらの多方面に亙る掛け持ちのご活躍振りに驚かれた旨の感想を述べられました。

そして、自ら撮影された写真で作られたカレンダーを通してコロナ予防のために群馬のご実家でのお過ごし振りなどを披露いただきました。ご主人もご遠慮がちに参加くださり久し振りにお元気なお姿を拝見しました。

(カレンダー、一覧写真で済みません)

田中さん

堀江さんとの初めての出会いは一昨年の大磯のイベントの時だったそうで、お公家さんのように感じたと吉田茂邸見学時の思い出などを語っていただきました。そしてお得意のハーモニカで「青春サイクリング」を軽快にご披露くださり場を盛り上げていただきました。

 

大内さん

堀江さんと10歳違いの大内さん、堀江さんのご活躍振りを通して二つの“ガッテン!”がいったとお話しくださり、頑張って米寿を目指し追いかけていくので引き続きのご指導とご鞭撻をお願いされました。

 

・一つ目のガッテン:イベントの出欠登録で「先約がありまして」の記載の多さに違和感を持っていたが今日のお話を聞いてなるほどと“ガッテン!”

 ・二つ目のガッテン:堀江さんと一緒に参加した一昨年の浦澤さんの「第九」の自主イベントに、午前中地元で勉強会に参加してから来たと仰っていたが、今日のお話でその日も多分早朝からの読書会に参加されてから会場の上野に来られたのだと“ガッテン!”した。

 

栗田さん

団塊の世代に生まれ現役時代扱き使われてきて長生きできるか心配だったが、「三多摩の文化エンタテイナー」の堀江さんのエキスを分けてもらって基礎体力の貯筋に努めたいと仰り、そのエキスで「自転車(電動アシスト車)で箱根越え」にチャレンジすることをたった今決意した、と高らかに宣言されました。無謀と思える決意に多くの心配する声が上がりましたが、決意は固いとのことで完走の報告を楽しみにしたいと思います。

 栗田さんは肺に持病をお持ちとのことで是非堀江さんから誤嚥性肺炎の予防法についてお聞きしたいと、実は奥様も横に待機されているとのことで、慌てて堀江さんにその資料を探していただき、無事見つかったので披露いただきました。

(と言うことでその資料を次に掲載いたします。先に発言いただいた上村さんも是非参照ください)

仁林さん

fun runでのTシャツやキャップをたくさんお持ちのことを聞かれて、一緒された多摩湖のサイクリングにサンフランシスコの文字が入ったグリーンの素敵なTシャツを着て参加されていたことを思い出されたそうです。そして毎回かっこいいTシャツを取り替えられながらサイクリングを一緒させていただけるのを楽しみにしていると語られました。

そして人工呼吸器の装着について質問され堀江さんから次のコメントがありました。

・装着する時のことは意識がなかったので分からなかった。

・装着中は筆談等不便であるが、気分的には楽だった。

・管を外すときに声帯を痛めることがあり、実際自分が外すときは家族が大変心配していた。

一瞬痛みがあるが特に問題なく外せ、声に異常はなく家族共々安心した。

・最後に、人工呼吸器の使用は高価で、いざと言うときに備えて日ごろ家族と仲良くしておかれる

 ことをお勧めします!、と貴重?なアドバイスがありました。

 

成瀬さん

画像も音声もすっきり状態のPCで参加くださた成瀬さん、祝辞に続き得意のウクレレでコロナ禍の中明るく希望を持って日々を送りたいとの思いを込め“Dream”と言う曲を披露下さいました。全く練習できていないと仰りながらも流れるような音色に全員聞き入りました。

 

青木さん

座右の銘について、「激しくののしれ他人の失敗、笑ってごまかせ自分の失敗!」(激しいですね!)だった現役時代の後、現在は「何もない穏やかな一日の中に私の幸せはある!」に沿い平穏な日々を過ごそうと思われてきたそうです。しかしこの日現在の青木さんと真逆な堀江さんの生活振りを聞かれて反省され、今日から新しい銘を探し、浦澤さん、堀江さん、寺崎さんの“三賢人”を目標に心を入れ替えてやっていく!と、本日お二人目の決意表明がありました。

 

宇野津さん

堀江さんの印象について、大変穏やかな方で文化的な活動をされている方と語られた後、巣籠もり生活の中でお取り組みの水耕栽培とパン作りについてご披露されました。特にパン作りについて最初の内は固いパンしか出来なかったのが最近は柔らかくて美味しいパンが作れるようになりお孫さんなどご家族からも評判が良い旨の少し意外?なお話をお聞かせくださいました。

 

藤本さん

四年前の軽井沢イベントで夕食時にゆっくり団らんされている中で堀江さんとお話しされた思い出を披露いただきました。

そしてこの日クラブ初公開でしたがご趣味のサックスを演奏いただきながら「イントロクイズ」を企画くださりみなで楽しみました。

演奏いただいたのは「愛の賛歌」「青い山脈」「神田川」「リンゴ追分」「誰もいない海」「高校三年生」といずれも我々高齢者に十分配慮いただいた6曲でした。

 

田中さん再登場

詩吟段の田中さん、長らく歌っておられず声が出ないと仰りながらも堀江さんのお祝いにと「富士山」を聞かせていただきました。

菊池さん

「このイベントの準備で堀江さんのお話を聞く中で、今の立派な堀江さんがあるのは若い頃から目標を持って努力を重ねて来られた結果であることが分かった。また見かけによらず?すごいユーモアをお持ちの方であるとことも分かった。博学多才の表現がぴったりの方!」と語られ、楽しくこのイベントを準備をしたことを述べられました。そして無理をされずリハビリに励まれ、サイクリングをご一緒できる日を楽しみにしている旨を堀江さんに伝えられました。

 

西山

堀江さんとの準備打合せを通してこれまで知らなかった多くのことを知る中で、実直で負けず嫌い、そして真面目な方であることを痛感しました。是非「先約がありまして」ではなくサイクリングを優先してご一緒いただける日が早く来ることを願っています。

そしてこの日欠席された何人かの方からのメッセージを披露させていただきました。

 

浦澤さん

堀江さんの一年年長の浦澤さん、北海道のイベントで一緒された時に一歳違いとは思えない元気振りに驚かれた思い出を語られました。そして半ズボン等若々しいファッションでの参加にも驚かれたそうです。

この後「イヨマンテの夜」の迫力ある歌声をご披露くださり三つ目の趣向?のとりを務めていただきました。

 (歌のご披露時に私の操作ミスで全員の音声が中断してしまい、浦澤さんには二度歌っていただくことになりました。申し訳ありませんでした)

 

 

★締め

上村さんが、お手元にお持ちのこれまでのイベントの写真の中から堀江さんが写っているものを集めてアルバムに編集(以下に掲載)されそれを披露いただくと言う趣向でこの会を締めていただきました。

思い出深い写真が出て来て、堀江さん共々参加者全員で懐かしく拝見させていただきところどころで思い出話などがなされ最後まで和気藹々のイベントでした。

 

ところでここでまたまた私のチョンボがあり、先に堀江さんにご挨拶をいただかなければならなかったの順番を間違えてしまいました。重ね重ね申し訳ありませんでした。

 

 

★堀江さんからのご挨拶 そしてお開き

堀江さんから次のご挨拶をいただきました。

これまでの私の人生は風まかせ的ないい加減なもので人に褒められるようなものではないと思っていまして、実は今日は私が適当に生贄となってみなさんが楽しまれる会と覚悟して参加させていただきました。ところがなんとこれまでの人生で経験したことがない一大イベントをみなさんに催していただき、楽しく過ごさせていただきました。みなさま方に深く、深く感謝を申し上げます。」

 

そして堀江さんの益々のご健勝とご長寿をお祈りして、改めて全員での拍手を以てお開きにしました。 

 

 

≪この日の堀江さんの様子≫

 

≪そしてこの日ご参加のみなさま方(順不同)

 

退院と米寿のお祝いと言うことで話題豊富なイベントで、当日もそうでしたがこのブログもついつい長くなってしまいました。

お許しください。

 

                                        西山記

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コメント: 1
  • #1

    堀江ゆきお (日曜日, 21 2月 2021 11:51)

    チョー豪勢な「米寿祝い」を催していただき、ただただ恐縮致しております。長生きしてると、こんな素晴らしいことがあるんですよ、みなさん。Stay Homeの世の中ではありますが、自主トレは維持して基礎体力を蓄えましょう!ありがとうございました。